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野球選手に最適な下半身トレーニングで、試合のパフォーマンスを高めよう!

野球選手に最適な下半身トレーニングで、試合のパフォーマンスを高めよう!

股関節の柔軟性を高めてパフォーマンス向上につなげよう

股関節周りの筋肉の柔軟性を養い、維持していくことはケガの防止だけでなく、試合でのパフォーマンス向上にもつながります。今回は野球選手に特に必要な下半身の筋力トレーニングをお伝えします。

野球で使う下半身の筋肉を鍛える、2種のトレーニング

・ワイドスタンス・スクワット
肩幅よりも、もう一足分ほど広い足幅で立ちます。つま先は自然に外側に向ける程度。
バーを僧帽筋の少し上の位置で担ぎ、腰を真下に落としながらしゃがんでいきます。
ポイントとしては、動作中は上体を前のめりにせず、真っ直ぐ立っておくこと。慣れるまでは何も持たずに動作を覚えよう。慣れてきたら、10回がギリギリ上げられる重量を担いで2セットを目安に行おう。ワイドスタンス・スクワットは大腿四頭筋やハムストリングだけでなく、内転筋や恥骨筋などのヒザを閉じたり股関節を締めたりする際に働く細かい筋肉も使います。また、上体を立てているため腰の負担も少なく、お尻で負荷を受けやすいです。

・ヒップスラスト
まず、両足を地面に付けたまま、ベンチに対して体が垂直になるように仰向けに寝ます。ベンチの部分に肩甲骨が来るように位置を調整します。足は肩幅くらいに開き、両足に均等に力が入るようにしてください。首や上半身からムダな力を抜いて、股関節の上にバーを乗せます。次に、お尻を締めながら腰を上げて、股関節を伸ばしながらバーを上げます。その状態で1秒キープして、ゆっくりと下げます。10~15回がギリギリ上げられる重さで2セット行います。ポイントとしては、顔は真上を向いて、しっかりと足幅を開いて行うこと。股関節がきちんと伸ばせているとOKです。ヒップトラストは元々、陸上競技の短距離選手の間で行われていたトレーニングです。地に足を付けて行うため、ハムストリングに掛かる負荷が実際の競技に近く、体を支える筋肉を鍛えるのに効果的な種目です。

バランスボールでバランス力を養う

高いパフォーマンスを発揮するには、力を抜いた状態でいかに股関節から体幹に力を伝導させるかが重要です。それには、股関節周りの筋肉の動きが大切で、ここの動きが悪いと力の伝導率が低くなってしまいます。筋力アップのみに固執するのではなく、バランスや連動性の向上も考慮したトレーニングも行いましょう。

・バランスボール
不安定な状況下でバランスを保った動きができるようになるためのトレーニングです。壁と上半身でバランスボールを挟み、軽くボールに手を添えます。片方の足をもう一方の足のアキレス腱付近に乗せ、下側のカカトを上下させます。慣れてきたら、手を離して体重を完全にボールに預けてやってみましょう。